ダンスの現状

今のダンスとは?

幼稚園の幼少期にリズムを取れるようにすることは大切です。

しかし、単純なビートに合わせて振りのような特定の動きを教える必要はありません。

ぎこちない奇妙な動きをすることで感性を失い逆効果になります。

曲調に合う動きをできるようにして個人の能力でアドリブできるようにするのがダンスです。

派手なだけのロックダンスやストリートダンスではダンスが下手になってしまいます。

現代の若者のダンスと言われている多くは体操と同じようなものです。

派手で単純な動きの繰り返しに演技するとラジオ体操に表情を付けているのと同じです。

ブレイクダンスがショーダンスになった映画

映画は流行を作るのですが、知る人達にとっては疑問のものが多いのです。

映画や歌手のショーはダンスを知らない人達が対象で、受けようと創作しているものがほとんどだからです。

特にアンブラップのダンスに関して本当が伝わることは無いと言えます。

楽しむダンスは見世物に!

アンブラップのダンスはリラックスしたスタイルが基本なので、西欧のバレエやショーダンスとは違います。

昔は芸能界でも理解していたようで、ディスコダンスのように踊ってもショー化する人はいなかったのです。

1985年頃にはソウルトレインのダンサーやマイケルが派手な部分をショーダンスに取り入れるようになり、

緩くて複雑なフィーリングの良さがなくなってしまいました。

ダンスを知らない人は何がダンスなのか体操なのかを理解できないことが原因です。

1990年頃、ハウスやニュージャックが体操化した影響からダンスを好む人が違ってきたのも原因です。

ダンスを楽しむのではなく目立つことで有名になりたい道具に使われています。

男性はスポーツのように、女性は女性らしく見せることがダンスと思っているからです。

最近の女性のディスコダンスは洋服を着てストリップをしているかと思うほどです。

ブレイクダンスはキッズダンス!


恥ずかしいダンス。

エディマーフィーの映画以降、放送禁止用語解禁の影響からかダンスもタガが外れてきました。

昔は腰を激しく使うダンスやセックスを意味するダンスを人前ではやりませんでした。

曲名でそのようなダンスがあったので踊れるのですが、冗談以外では見せることは無いのです。

今では歌手からお笑いまで使われています。

出来ないのではなく、やらないのです。それを自慢するのは滑稽です。

ダンスは曲と感覚が違えばシェイプアップ運動にも体操にもなるのです。

それを理解してない人がダンスを見せたり教えたりするのは恥ずかしいことです。

ダンスは運動や体操ではないのです。